通訳になりたい人の心得
ここもチェック!
あなたは通訳に向いていますか?
通訳にはどんな要素を持った人が向いているのでしょうか?
- シャドウィング
- 録画したビデオを使ってシャドゥイングを行います。テープをポーズなしで流しっぱなしにして、ヘッドフォンやイヤフォンからその音声を聞きながら、聞こえてくる日本語をそのまま小さな声で繰り返し、オリジナルのアナウンサーの声を影のように追いかけていきます。これがシャドゥイング(別名リピーティング)です。さあ、やってみましょう。集中力が必要なのが分かりましたか。一つも途切れることなくアナウンサーの声を追いかけるのは、なかなか大変な作業だったでしょう。簡単に出来てしまったという人は、今度はわざとほんの少しずつ遅れて着いて行ってみて下さい。
- リプロダクション
- シャドゥイングの訓練に使ってきたのと同じテープを使って、リプロダクションをしてみましょう。最初の文章を、じーっと、よく聴いて、1センテンス終わったらテープを止めます。今聞いた1センテンスをそのまま日本語で繰り返して下さい。出来ても出来なくても、どんどん次のセンテンスへ進みます。全部頭の中に入れて下さい。こうしてテープの最後まで同じ事を繰り返しますから、最短でもシャドゥイングの2倍の時間がかかります。全体を通して1センテンスが軽くクリアできた人は、2センテンス、3センテンス、1段落と、一度に聞く分量を増やしてみましょう。難しい場合には「言葉」を追うのではなく、「内容」の理解につとめましょう
- リテンション
- リテンションとは短時間の記憶保持能力のことです。逐次通訳でも同時通訳でも、発言者の言葉を聞いてから、通訳者がその言葉を別言語に訳出するまでの間には、タイムラグが生じます。逐次通訳の方がこのタイムラグが長いのは言うまでもありません。その間自分の耳から入ってきた話の内容を、情報を落とすことなく、しっかりと記憶しておくのがリテンションの能力です。逐次通訳を行うとき、通訳者はメモを取りますが、あれは決して発言を一言一句速記で書いているわけではありません。メモはあくまでも記憶の補助のためのもの、主役は通訳者のリテンション能力なのです。